みんな大好きな焚き火。
焚き火を楽しむために、
ルール、マナーも持ち合わせつつ、
焚き火台と……薪と……そのほかにも、必要な大事なもの。
ここでは最低限あったら良い8アイテムについて考えてみようと思います。
基本的に、私はソロキャンプが多いので、ソロ向けの内容になります。ファミリー向けでなくてゴメンなさいませ。
8つ目は超個人的趣味ですが、きっと、みなさんも1度はやりますよね??
目次から「7つとも分かってる!知ってるよ!」という方はぜひ8つ目に飛んで確認してくださいね。
★焚き火台
直火OKのところしか行かないぜ!という場合は、必要ないんだけれど。
今は、直火OKが少ないので、
焚き火をするなら、焚き火台が必要ってことで。まずは、これがないと!
自分の焚き火台を手にしたときの喜びは、ぜひ体験してほしいです。うれしくて、早く使いたいというフワフワした気持ちとともに、何度も組み立てては、しまってを繰り返すことでしょう……たぶん。
軽くて丈夫で使い勝手がいいもの
自分の焚き火台を選ぶ基準を考えてみましょう。焚き火だけをするのか。調理もするのか。とかね。
- 焚き火だけ? 調理もする?
- 薪は割る? そのまま使う?
このふたつによって、道が分かれると思います。
野うさぎWは、焚き火&調理/薪は割らない 派です。
そして、
軽い&小さいが正義!の人種なので、できるかぎり軽くて小さく持ち運べるものを選びがち。
薪をそのまま投入できて、わりと小さくなるもの。で探しました。(写真)
重量は、思ったより少し重めでしたが許容範囲。
扱いが微妙に不便なのは、
1.お皿の部分を素手で触るのが怖いです。
バリはなかったですけど。鋭いので。
私は毎回、革手袋をしてから取り出してます。
2.残りの灰の処理のとき、構造上、きれいに捨てるのが難しい。どうしたらいいんだろう。とまだ模索中です。結局は、下に敷いている焚き火台シートの上に落としてから処分。
この2点以外はハナマル!
とくに五徳部分がしっかりしているので、ものすごい安定感です。この部分がしっかりしてる分、少し重たいのです。
評価 | 項目 | 備考 |
〇 | 持ち運び(重量) | 許容範囲 |
◎ | 持ち運び(サイズ) | 想定内 |
◎ | 薪の投入 | 4本余裕 |
◎ | 設営 | 簡単 |
〇 | 素材、出来 | 鋭利な箇所あり |
× | 灰の処理 | どうしたらいいの!? |
◎ | 安定感 | 足がしっかりしてる |
◎ | ものを乗せたとき | 太さがありたわまない |
◎ | 価格 | このくらいだろうな |
コンパクトに、とにかく焚き火することを優先して、調理は二の次。バーナーでもいいし。という方なら、シンプルな形のがいい。
このタイプは、火から五徳(ものを乗せるところ)が近いんですよね……。それが難点かな。だけど、手軽にまずは1つ欲しいという場合に。
焚き火初心者で……というときにもいいと思います。
我が家にも1つ、あります(笑)
★焚き火台シート
直火禁止のキャンプ場が多いので、焚き火台を使うわけです。
地面にあるいろいろ(芝とか落ち葉とか)に、火が燃え移らないように焚き火台を使うわけです。
焚き火台って、小さな火種のようなものが下に落ちる。すると、チリチリチリと……微かに地面が燃える。
そして、灰も落ちていきます。
- 地面を焦がさないため
- 落ちた灰が散らかさないため
この2つのためにも焚き火台の下に敷く耐火性のシートなどは、焚き火台の大きさに合わせて持つようにしましょう。
シートタイプが持ち運びも便利
シートタイプとか、トレイタイプがあります。
先ほどの焚き火台のシンプルなほうには、トレイタイプが付属していました。
野うさぎ的には、シートタイプが便利だと思います。畳めて軽いですから。焚き火台より一回り大きくてもいいかな。
私は、同じくらいのサイズを使っていますが(写真参照)、少し後悔中……。もう少し大きくて良かった。サイズ大事ですね。
★着火剤
着火剤は焚き火台と一緒に持ち歩くのがベスト。様々なタイプがありますね。
火起こしも、「薪に火をつけるのか」「炭に火をつけるのか」で、着火剤のタイプを変えたほうがいいです。薪に対しては優秀だけど、炭にはちょっと。ということもあるので。
成形 | チューブタイプ | 持ち運びも便利。リーズナブル |
成形 | 固形 | ブイヨンのような |
成形 | ブロック | カレールーのような |
成形 | 着火炭 | 炭に付けたいならこれ |
自然 | 松のスティック | 薪につけたいならこれ |
自然 | 松ぼっくり | 時期によっては拾える。タダ! |
なんとなく、よくある着火剤の系統を表にしましたが、ホームセンターに行くと一通り並んでいることもあります。何に火をつけるかによって、使い分けてもいいかな。
野うさぎ的火起こしは、
・松のスティックと、着火炭です。
松のスティックは、香りが好きなんです~。針葉樹は油を含んでいる種類のものが多くて着火が早いです。ボーボー燃えます!ちょっと削ってあげると、さらに火点きがいい。好き💛
最初から炭を使うと分かっている時は、松のスティックに火をつけて。そばに着火炭を置いておけば火が移る。そこから炭にも火がつきます。
火が早く起こせるというのは、すごく大事です。
これは着火剤(火起こしグッズ)9割、人間の力1割かな……👍
★ライター
100均で買ったライターに後悔!!って体験をして、100均ライターにトラウマがあります。
100均でライターを新調して、キャンプに行って、1回使ったらその後全然使えず、朝の焚き火を断念したことがあります。
ちゃんとしたものを
- ターボライター
- ファイヤースターター
選択肢としては、この2つですかね。
野うさぎ的には、ライター派です。他にも使えますから。
ガスバーナーとか、ハクキンカイロとか。
ファイヤースターターは、予備として持っていてもいいだろうけど、意外とお値段しますよね。
だから、「ライターでいいじゃん」となるんですが。
ライターの難点は、
気温や気圧によって使えなくなる可能性もある。というところです。
そういうときは、ファイヤースターター便利だな~と思うわけですよ。
最近は、プラズマライターというのもありますね!USB充電できるんだって。
100均ライターでもいいんだろうけど、荷造りのときに、確実に何度も火が点くか確認するのも必要ですね。
★薪と炭
焚き火なら、薪。
調理なら、炭。
でも、焚き火でも調理はできるので。焚き火でいいじゃん??
薪と炭の使い分け
調理がメインだったら、最初から炭がいいと思います。
焚き火で調理は、火力が安定しないか、強すぎになってします。
全部焦げる。
炭は、一度火がつけば、安定的に火が供給されるので調理向きです。
肉を焼くとか、ね。
薪は、ボウボウと燃える火を見たい。という人向け……ですかね。
薪での調理は、
五徳部分をイイ感じの火のところに合わせられれば良し♪
なので、薪で焚き火しながら調理。のスキルを磨けばよいと思っています。
野うさぎは、最初から薪で火をボーボー焚いて、焚き火も調理も一緒にやっちまいます。両方用意するの大変ですしね……。
薪には、
針葉樹・広葉樹と種類があるんですよ。
針葉樹 | 広葉樹 |
火がつきやすい =どんどん燃える | 針葉樹より火がつきにくい =じっくり燃える |
肝心なのは、どちらも、「ちゃんと乾燥させた薪」か。です。
乾燥してなかったら、ひどいことになります。
火が点きにくい、とか。火がついても消えやすい、とか。白い煙ばかりが出る、とか。
薪も、炭も。
キャンプ場や、ホームセンターで売っています。
★トングと革手袋
炭や薪を、いい具合に位置を変えたくなるんですよ。そのとき、トングが1つあれば👍
100均にいろいろありますから!100均で十分です。
革手でトングを持って、炭や薪をいじる。が、安心安全です。革手袋は100均に売ってるんですかねぇ。どうだろう(ごめんなさい、調査不足)。ホームセンターとかワークマンに確実にありますよね。500円くらいので十分です。
トングは必須
最低限で揃えるとしたら、トングは絶対必要です。
高級じゃなくても、おしゃれじゃなくても。掴めれば……いいんじゃないか!と私は思う。
★消火:バケツや火消し袋
小さいバケツでいいので、これも100均でいいので、水を入れて用意してほしいものですね。意図せぬところやタイミングで、火の粉が飛んで燃える。ということが、なくもないので。そういうときの消火用に使います。
飲み水を使うは、もったいないので、キャンプ場の水道から水を頂いたり、
川が近いなら川の水でいいですし、とにかく、水を溜めて常に置いておくためのバケツです。
眠る前や帰るとき、小さな火が残っているのを放置してはいけない!そこで、バケツの水で最後の火を消しちゃうとか。にも使います。
火消袋は、あれば便利だな。ってくらい。
私、1つ持っていますが……あれば便利だけど、絶対に必要なのはどっち?と思うと、バケツ!です。
折り畳みなら、なお良し。
★焚き火のおとも
なんとなく、予想がついてしまう人もいるかもしれませんが。
焚き火と言えば。ですよ……。キャンプ場近くのスーパーでも、道の駅でもなんでもいいので。1つだけ買って焚き火に投入してみてほしいもの。
それは、
さつまいも です。
そう……焚き火のおともは、「やきいも」です。
これだけあればOK
- 新聞紙(なければ、キッチンペーパー)
- アルミホイル
1.新聞紙を濡らして、さつまいもを包む
2.1をアルミホイルでつつむ。2重になるくらい。
3.焚き火の中に投入。
位置や向きを変えて、お世話してください。おいもを押して、柔らかくなったら、最高です。
これが、焚き火に必要な8アイテムの8個目でした。
焚き火を愛するすべての人に
キャンプ場ごとのルールを守る。
消灯時間などのマナーも守る。
こういうのを伴って、
焚き火を、
キャンプを、
楽しむことって大事だな~と、キャンプ人口が増えた今、強く思います。
私は、ざっくりとしたキャンプばっかりです。おしゃれでも、高級ギアを使うわけでもなく。安く済むなら安いのは最高!と思ってます。
1人で、のんびり外で座ること、焚き火すること、焼き芋や肉を食べること。そういうのを楽しむためにキャンプするようなもんです。
いろんな形があるので、みんなそれぞれの焚き火を楽しんでほしいと思います!!
好みの焚き火台見つかるといいですよね!
ランタンについても書いているので、そちらも参照くださいませ。